ぷんちゃんはバカだ。格好つけて私のヒーローであり続けようとする。ありとあらゆることから私を守ろうとするあまり大切なことを話してくれない。私はぷんちゃんの格好悪かったり弱かったりする部分を見たいのに、今までの恋愛の癖だろうか私の前ではだれよりもかっこよくあろうと頑張りすぎる。すごく腹が立った。
ぷんちゃんの体調の変化は私が誰よりも早くわかっていたい。ご飯の分量や、食物繊維の配分、夜のアロマとかお風呂の温度とかいろんなことを私は考えてあげられるからだ。
、、、根も葉もないうわさでも私は苛立つ。ぷんちゃんの健康は私が守っている自負があるからだ。もっと言えばぷんちゃんが存分に仕事ができるようにすることが私の生きる意味にもなりつつあるからだ。
今朝方だったか、ぷんちゃんに怒りをもってそのことを伝えた。
私の前ではへらへらすることもある。でも一歩家の外に出たら男だからそんな姿は見せない。
今朝もそうだった。私には「ありがとう、そこまで思っていてくれているんだね」と優しく語り掛けてくれたけれど、仕事に向かった先ではかなり語気荒く関係者を叱責したらしい。叱責と言っても対等な関係だからまわりは同情の気持ちをもって各所に連絡したようだが。ぷんちゃんには多くの友達がいる。私もその何人かとは仲良くさせてもらっている。だから彼らからこっそりとぷんちゃんの状況を教えてもらえる。
済んだことは、私もあえて蒸し返さない。
今(19:30)はすでにほぼほぼ中身のないメッセージのやりとりをしている。
たしかにぷんちゃんは私といっしょにいるようになって変わった。大胆になった気がするし、いい悪いをはっきり言うようになった気がする。その代わりと言うと何か語弊があるかもしれないが、仕事第一主義がごとく仕事をしているととても楽しそうだし、涙もろくよく笑うようにもなった気がする。これはぷんちゃんの友達が教えてくれた。
ぷんちゃんには私の前で弱音を吐いてもらって、仕事ではだれよりも雄々しくいてほしいと私が願っている。そして私も少し気持ちを強く持ってどんとかまえているかっこいい女性になろうと思う。
B'zのDear my lovely painの歌詞にもある通り、
根も葉もないうわさが野放しで 君のもとへゆく
じわじわ頭にしみこんで それは本当になる
ぼくらが何かを信じる力は
どれくらい強いものなのだろう?
とある。
歌詞は続いて、
Dear my lovely pain 覚えているかい
のたうちまわって 結んだ思いは
雨の中でもやりの中でも
そんなに軽く ほどいちゃいけない
と歌う。
信じる心が私たちの愛を育てていく。必ず。
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